プログラミングと親。
プログラミング。
来年度から小学校でも必修化されるプログラミング。でも、現場では教師の研修がそれほど進んでいないようである。
政策が進むのは、時には良い事だとは思うが、やはり子どもは人と育ち、人に育てられるもの。結局は教員の質が上がらないと、子どもに還元はされない。
では、そもそもプログラミングはなぜやるのか。
プログラミング教室が市内でどんどんと開講されてきているらしいが、親が子どもを通わせる目的は何なのか。
多分、AI・IOTなど、世の中がよりプログラミングをより必要としてきている気がするからではないか。
だが、文部科学省がプログラミングを必修科目とする目的は、実はそこではない。
国が求めるものと、親が求めているものには、微妙なズレがある。
今世の中は、ものすごく変化している。
ネットが蔓延し、YouTuberなど、これまでになかった職業が現れ、お金の稼ぎ方が変わってきた。
世の中が変われば当然必要とされる技術にも変化はある。だけど、流行にばかり流されていては肝心なものを見失ってしまわないだろうか。
感覚としては、国の方が未来の子どもたちに普遍的な大切なものを求めているように思う。
目先のものに飛びつくのではなく、もっともっと奥に潜む大切なことに目を向けられる親でありたい。